次のような意見が多数あった。
①犬の入院費は1日当たり、1万円は下らないだろう。
②保険金は出ても数万円だろう。差額は自己負担せざるを得ないだろう。
③保険で「対物、無制限」と言ったって、実際は数万円しか保険で支払われない、というのは、
詐欺か誇大広告ではないか。素人は誤解してしまう。
一方、インターネットでは次の意見有。
①犬は物として扱われる。治療費の最大値は犬を取得した時の価格。年齢と伴に下がる。
(ほとんどがこの意見。ホームページの提供者のほとんどは、保険会社)
②弁護士 園 高明 「ペットは大量生産品の自動車と異なり、負傷による治療費はもちろん
認められべきである。また、死亡した場合には慰謝料が認められている。負傷の場合でも慰
謝料が認められる場合がある。」
③ソニー損保 「ペットの治療費のお支払額に関しては、事故状況やペットの種類などから
総合的に判断することになります。」
6/29、BよりAに「犬が退院した。入院期間55日だった。との連絡有。
Aはこの旨保険会社に連絡した。
保険会社 「保険金は数万円になります。自動車の修理費よりも中古車の価格が安い場合は、中
古車の価格が賠償額になります。」
A 「韓国や中国では犬を未だに食っているそうだが、日本にもそんな時代があったと思うが、現在
犬はペットではありませんか。食い物なら中古車と同じ考えでいいと思います。犬の中古市場
があるのですか。似ている犬でも、名前呼んだら「ワン」と返事してくれなきゃダメですよ。
犬の治療は、かかり付けの田舎の獣医さんがやってくれた訳で、格別のことは何もしていませ
ん。もし社会通念上許るされない治療をやっているんだたら、査定してください。保険で出ない
分はこちらで自己負担せざるを得ません。是非、是非よろしくお願いいたします。」
1日経っても保険会社から、回答が無いので、法廷闘争も覚悟して
自動車販売店、区役所地域振興課くらし安心室に相談に行くこととし、先ず自動車販売店で
事情説明していたところ、
保険会社から☎有 「このたびは、Aさんのおしゃる通り対応いたします。Bさんに、治療費全額 保険で払うことでご了解をいただきました。近日中に示談書を取り交わします。」
7/8 示談解決のご案内が送付されてきました。損害賠償総額 ¥200,256でした。
*インターネットでの勉強が非常に役立ちました。
パソコンの勉強は非常に大事ですね。身をもって実感!!
このワンちゃんではありませんが同型犬です。 |
大変勉強になりました。 事故時の犬の位置付け 飼い主としてはもちろん家族なのでしょうが、 加害者としての責任は もちろんの事なのでしょうけれど、犬の監督責任とか 自宅とはいえ 放し飼いなわけだし 15歳はかなりの老犬になるでしょうし、20万というのは治療費の実費ですか 保険会社の見解も聞きたいものです(やじうまとしては)
返信削除何を言いたいのか、自分にわからなくなっていますが、このまま送ります
終わったことだし、続きを書くのはどうかな?と思いましたが、「犬が物扱い?」とのコメントををいただきましたので、書いてみました。中古車は年々安くなる、ペットは年々愛着が湧く。ペットを車椅子に載せて世話してる、そういう時代ではないですか、とも言いました。黙っていれば、数万円だったと思います。コメントいただき、大感謝!!
削除小生宅でも犬を飼っており、何時事故にあうかまったくわからない状況にあり、人ごとではありませんん、広い宅地の中での放し飼い、飼い主にも管理者責任もあると思うし、これだけ難しい問題に発展するとは驚きでした。よく判例等を勉強されました。これにて一件落着でしょうが、大変な問題提起で考えさせられました。
返信削除小川さん、十川さん、コメントをありがとうございました。
返信削除保険会社の利益と被保険者の利益は反比例。会社はプロ、保険で救われたい人は素人。
勝負はほとんど全部がプロの勝ち、素人は泣き寝入りが、実情ではないでしょうか。
地震・火災保険でも居住不可能なのに「半壊,半焼」の査定が下されてしまうとの話も聞きます。
貸金業者から過払い金を取り返してくれるビジネスがありますが、保険会社から適正な保険金を素人に代って、交渉してくれるビジネスがあるとgoodだと思います。先日昼飯会の時
お二人の手形等のお話を伺っております際に思いつきまして。