2014年9月15日月曜日

9月の課題

福島県双葉郡広野町を訪問しました。

◎訪問の目的: 同町は沿岸部が津波で被災し、原子力発電所事故で町内の放射線量が上
                        昇した。同町の避難と復興の現状と今後の取組についての調査
◎実施日   : 平成26年9月10日(水)  晴れ
◎広野町の位置:東電福島第1原発の南20~30km
◎同町の人口:原発事故前 5,191人  平成26年6月 1,048人
◎平成24年3月1日 「避難指示」解除。
◎原発事故関連工事従事者が5~6000人居住している。
◎全農地446haが除染必要。平成24年11月より除染し、現在93%以上完了。
 25年度110ha耕作。全袋検査、全て基準内であった。
◎雑草繁茂する見渡す限りの元水田。
◎巨大な青テントは汚染土壌等の放射性廃棄物仮置き場。
◎富岡町、JR富岡駅(第1原発から5km南、帰還困難区域)。津波の威力
 見せつける曲がった鉄骨。
◎同駅前 住宅に軽トラックが入り込んでいる。あたり一面、まさに廃墟。
◎緑の樹林帯のようにみえるのが津波に対抗する堤防の計画。
◎復興計画の用地買収単価   農地 1,000㎡当たり225万円 (従前 60万円)。
  
◎津波に対抗する堤防の計画横断図(赤と緑着色)。
◎同堤防計画高 TP+10.7m、幅 約70m以上。
◎青着色は離岸堤 (既設)。
◎堤防工事中の現場、完成堤防は未だ無い。
◎遠く見える2本の煙突は新設工事中の石炭火力発電所。



















   
 

             

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